なばの泣きぜき
大友克洋原画で映画化して欲しいむかしばなし、「なばの泣きぜき」。
映画版のタイトルは「NABA」でどうだろう。
なばが泣くシーンは、アキラの覚醒っぽく描いてほしい。目の充血とか、筋肉の隆起とかを、リアルに。
なばのばあちゃんはもっとぼろぼろの服で、予言者。
「嵐が、嵐が来るぅううう!」
とか叫んでほしい。
嵐のシーンでは、堰の修繕に向かった村人とかも軽く2、30人流されて。
途中、若いムラオサと知恵者が出てきて、
オサ「この力には触れてはいかんのかもしれんな……」
チエ「神の……力ですか……」
みたいな会話も、ほしい。もちろん、ムラオサは巨漢で、軽いモヒカン。海兵隊出身。
「なばの泣きぜき」を15年ぶりに見直して思うが、これはもう「AKIRA」の原作だと言っても言いすぎではないのではないだろうか。
言いすぎだ。
言いすぎだが、「NABA」の映画化に期待したい。
少なくとも、そういう夢が見たい。今晩。