呼ばれあう言葉たち

　私が「コーリング」と読んでいる遊びがある。遊び、というか、私の中ではアートという位置づけである。

コーリングは、私の定義によれば、「あるフレーズをグーグルで検索し、検索第一位に登場するサイトの意外さを楽しむ」ものである。

「夢の国」などが気軽に楽しめるだろうか。google:夢の国

　コーリングの難しいところは、ブログ上で紹介すると、その途端にその紹介記事が検索第一位になってしまう点にある。「夢の国」はかなり優れた例外である。

　オススメは「google:今にも故障しそうなテレビ]」「[google:中腹部側面]」「[google:死の定義に関する地方ルール」である。おそらく数日以内にこの記事がトップに来てしまうのだが、紹介してしまう。見ることができた方はラッキーだと思ってください。文字を画像にすればいいじゃん！というのはさっきから気づいてるけど面倒なので無知を決め込む。拡張子ってなんですか。GIFってなんて読むんですか。文字の入った画像ってどうつくればいいんですか。できればフリーソフトで済ませたいんですけど操作が簡単なものって何がありますか。海は死にますか。山は死にますか。Yahoo!知恵袋のバカ質問ってどうしてあんなに腹が立つんですか。

　コーリングは暗号づくりでいうところの一方向関数なので、見つけるのは比較的容易である。ぜひものすごいのを見つけて私をときめかせてください。あ、これ、今度のラジオのネタにしようか。