ねこの森へ帰る

なくした夢にもどっています

つりあげよ、つりあげよ! (2秒で読める小説シリーズ)

「何食べたい?」「……何でもいい」「じゃあうんこでもいいんだなこの糞女!」「ああ食ってやろう、その代わりお前の口にもねじ込んでやっかんな!」
今、私と彼女はじっとお前を待っている。午後の村雨公園の便器の中で蛭のように絡み合ったまま。