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ねこの森へ帰る

なくした夢にもどっています

【電書フリマZ販売書籍紹介】『@nyatsukoーヨエコの最後のライブで一緒に抱き合って泣いた着物美女は誰だったんだろうか。ー』

11月14日、新宿ネイキッドロフトで行われる「電書フリマZ」。ここに出店するショップ佐々木あらら全6冊のラインナップを、今日からじわじわと、1冊1冊紹介していきます。おためし本もいっぱい入手できます。お得な1週間をお楽しみください。→電書フリマZの最新詳細情報はこちら


ショップ佐々木あらら「字が すくない ほん」ラインナップ紹介その1

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【電書情報】

書名:『@nyatsukoーヨエコの最後のライブで一緒に抱き合って泣いた着物美女は誰だったんだろうか。ー』
つぶやき:ニャツコ
挿絵:三和緒むら
編集:佐々木あらら
定価:100円(ePub版・PDF版込み)

(写真はiPod Touch のStanza上で表示したものです。背景はStanza上で「Desert Rock」に設定したものを使用)


 この本は言ってみれば「つぶやき電書」です。ある女の子のツイッターでの4か月間の実際のつぶやきを再構成したものです。
 その子が特別な環境にいるとか、特殊な職業だとか、すごくいい言葉を書くとか、期間中に何かの事件に巻き込まれたとか、そういうことではありません。ごく普通の、よくあるつぶやきだと思います。
 でも、普通の女の子のごく日常的なつぶやきを集めてみたら、ただタイムラインをながめているだけでは気づかなかった「物語性」が見えてきました。

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 このつぶやきの主、ニャツコさんは、とある地方都市に生きるごく普通のOLです。毎日バスに乗って通勤したり、家族との微妙な関係に悩んだり、恋をしたりというような些細なことを日夜つぶやいています。でも、ただのつぶやきなのに、本にすると、まるで小説の主人公がいるかのように読めてしまう。電書という「額縁」が、つぶやきを「作品」に変えてくれている、そんな奇妙な感覚を味わえる本です。

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 僕自身がこの本を何度も読み直してみて、もう、これは「断片的な詩で構成された『小説』だと言ってもいいかもしれない」とさえ思えてきました。つまり、つぶやきの主を「主人公」として、つぶやきを「セリフ」として、彼女の体験した日常を物語として読む本というわけです。
 日常を生きる人の断片的なつぶやきがある程度集まると、事物や人物像が他の方法では考えられないほど多面的、立体的に浮かびあがってくる。そういう部分がツイッターの物語的なおもしろさの一つだと思っています。でも、「ツイッターで小説を書く」「ツイッターの小説を書く」という方法では、ツイッターの持つそんな「物語の潜在能力」をまだまだ生かしきれていない気がする。この本では「ツイッターのつぶやきを小説として読む」という新しいスタイルの「ツイッター小説」の実験ができたのではないかと思います。

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 電書フリマZでの販売価格は100円(全112ページ。ePub版、PDF版含む)。おそらくここでしか売りません。ぜひ電書フリマZ(11月14日(日)、於:新宿ネイキッドロフト)に足をお運びください。


<無料おためし読者募集中!>終わりました 
 この電書『@nyatsuko』は、手に取ってめくってみないとその奇妙さと心地よさが伝わらない本です。そういう意味で、実は「電書フリマZ」のような、見本を見せられない場で売るにはちょっともったいない。
 ……というわけで、「おためし読者」を期間限定で募集することにしました。下記の条件に合致する方に無料でこの電書をお送りします(お試しはePub版のみ)。


<お試し読者のみなさまから感想が続々届いています!>


仁尾智さん
なんだろう、これは。一読して、不思議な気持ちになった。僕が知っているどの読み物とも違う。


@koidouさん
なんだか石川啄木の短歌を読んでいるような味わい。


森喬裕さん
見せ方一つで、つぶやきが文学みたいになるんだ。


絕對零度さん
よみきってしまうのがもったいないですね。続編期待しています


天国ななおさん
小説というよりも写真集のように受け取りました、言葉による写真集。


Kaname Matsumotoさん
最初のつぶやきを目にした瞬間から、もう完全に持っていかれた。編者の企画力とセンスに嫉妬しながらページをめくる。