ブイソラソド語礼賛
ブイソラソド語*1は、数ある言語の中でも、もっとも希有な言語の一つである。
まず、研究者が非常に少ない。
googleで「ブイソラソド語」を検索してもわずか2例しかヒットしない。
google:ブイソラソド語 -猫
(おそらく、読者諸姉兄がこの記事を読まれる頃には、抜け目ないgoogleの連中がこのブログの存在を嗅ぎつけてしまっているだろう。奴らは全方位カメラを備え付けた特殊な車で日本中をくまなく回り、我々がブログを更新するのを監視しているのだ!*2)
しかし、十分な研究のなされぬまま死滅した少数言語に比べれば、ごく少ないとはいえ研究者がいて、インターネットにおいてその情報が発信されているという点で、ブイソラソドはまだ救いがあるといえるのかもしれない。私も、及ばずながら、ブイソラソド研究をライフワークの一つとしている。
ブイソラソド語の主な特徴としては、
- 1:どこで話されているのかわからないこと
- 2:フィンランド語に非常によく似た言語であるらしいこと
- 3:PDFファイルをHTML化した文書にしか表れないこと
の3点が挙げられる。この第3番目の特徴こそが、ブイソラソド語最大の特殊性であり、ブイソラソド研究者にとっての永遠の謎であると言えよう。
近年のOCRの精度の向上とともにブイソラソド語が死滅してしまうのではないか、というのが私のもっぱらの懸案事項である。ブイソラソドの火を消すな*3。